元教師 黒目のブログ

元公立の教師で現在も子育ての世界で働いています。公教育、私教育合わせて約7年間仕事で子供を育てています。そんな中で役に立ちそうな知識や経験をアウトプットしていきたいと思います。

勉強してても結果がでない!?勉強が無駄に終わらないために学業達成に影響を与える要因を科学的根拠を元に解説してみた!

どうもこんにちは黒目です。

今日は「どうやったら勉強って結果でるの?学業達成に影響を与える要因を科学的根拠を元に解説!」と題して記述していきます。

是非閲覧ください。

 

1.ジョン・ウィナーの業績について

学習達成に影響が出る要因を説明する前に、まず最初にジョン・ウィナーのことを知る必要があるので、その点から説明していきます。

ジョン・ウィナーは教育心理学と学業達成に関する研究で有名なアメリカの心理学者です。彼の業績には以下のようなものがあります:

  1. 成績予測の研究: ウィナーは成績予測に関する研究を行い、学業成績を予測するための異なる要因や指標を調査しました。彼は成績予測モデルの発展に貢献しました。

  2. 成就可能性理論: ウィナーは「成就可能性理論」を提唱し、人々が目標を達成するための自己効力感や達成動機を研究しました。この理論は教育心理学やモチベーション研究に大きな影響を与えました。

  3. 教育政策への貢献: ウィナーの研究は教育政策にも影響を与え、学校制度や教育プログラムの改善に寄与しました。

このようにウィナーの研究では学業達成に影響を与える要因明らかにし、学業達成に関する理解を深め、教育分野において重要な貢献をしました。

 

2.なぜ勉強しているのに結果がでない?

では次に一般的に言われている勉強で結果が出ない人についても解説していきます。勉強しているにもかかわらず結果が出ない場合、その原因はさまざまな要因に関連していることがあります。以下は、勉強の成果が出ない可能性があるいくつかの一般的な要因です:

  1. 学習方法の選択: 勉強方法や学習戦略が効果的でない可能性があります。異なる学習方法を試してみたり、学習戦略を改善することで成績を向上させることができるかもしれません。

  2. 不十分な計画と時間管理: 勉強を適切に計画し、時間を管理することが重要です。十分な時間を割かずに、あるいは適切な計画がないままに勉強を行うと成果が出にくいです。

  3. モチベーションの不足: 学習への動機や意欲が低下している場合、成果が出にくくなります。自身の学習目標や興味を再確認し、モチベーションを高める方法を模索することが大切です。

  4. 注意力や集中力の欠如: 勉強中に集中できない場合、情報の吸収や理解が難しくなります。集中力を向上させるために、適切な環境を整えたり、休憩を取ることが役立つかもしれません。

  5. ストレスや不安: ストレスや不安が学業に影響を与えることがあります。ストレス管理技術を習得したり、不安を軽減させる方法を見つけたりすることが重要です。

  6. 健康の問題: 健康問題や睡眠不足が学業に悪影響を与えることがあります。体調を整え、十分な休息を取ることが学習に必要です。

  7. 適切なサポートの不足: 必要な支援や指導が不足している場合、学習が難しいことがあります。教師や指導者からのサポートを受けることで問題を解決できるかもしれません。

総合的に、勉強しているのに結果が出ない場合は、問題の原因を特定し、それに対処するための対策を考えることが大切です。そのためにジョン・ウィナーの研究を活用しようということです。その上で自己評価や学習方法の改善、適切なサポートの活用など、個人の状況に合わせたアプローチを模索することが重要です。

 

3.ジョン・ウィナーの研究によって明らかにされた学習達成に影響を与える要因はなに?

ジョン・ウィナーの研究によって、学習達成に影響を与えるさまざまな要因が明らかにされました。以下は、ウィナーの研究において特に重要視された要因のいくつかです:

  1. 自己効力感(Self-Efficacy): 自己効力感は個人が自分の能力を信じる度合いを指し、高い自己効力感を持つ人は学習や課題に対して自信を持ち、成功する可能性が高まります。

  2. 学習意欲(Motivation to Learn): 学習に対する意欲や動機は学習達成に大きな影響を与えます。ウィナーは学習意欲を向上させる要因を研究し、学習への積極的な姿勢が学業成績向上につながることを示しました。

  3. 学習習慣(Learning Strategies): 学習戦略やスキルの習得が学習達成に重要です。ウィナーは効果的な学習戦略を研究し、学生が情報を取り込む方法を向上させる方法を提唱しました。

  4. 課題への取り組み(Task Engagement): 学生が課題や学習に積極的に取り組むことは学習達成に重要です。ウィナーの研究は、学習意欲を高め、課題に対処する姿勢を強化する方法を検討しました。

  5. 環境要因(Environmental Factors): 家庭環境や学校環境も学習達成に影響を与えます。ウィナーは教育的支援や環境の改善についても研究し、学習環境の質を向上させる方法を提案しました。

これらの要因は、学業達成において相互に影響し合い、個人の学習体験と成績に影響を与える重要な要素です。ウィナーの研究により、これらの要因を理解し、学習環境や教育プログラムを改善するための指針が提供されました。なので「どうして勉強しているのに我が子は結果がでないんだ!?」などと普段思われている保護者様はまずこれを考えてみるのはいかがでしょうか?

 

以上を持って本投稿を終えます。
ここまで閲覧ありがとうございました。
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