元教師 黒目のブログ

元公立の教師で現在も子育ての世界で働いています。公教育、私教育合わせて約7年間仕事で子供を育てています。そんな中で役に立ちそうな知識や経験をアウトプットしていきたいと思います。

障害ってどれくらいあるの?障害と言われる病名(ADHD、LD、ASD)について一部解説

どうもこんにちは黒目です。

今日は「障害ってどれくらいあるの?障害と言われる病名について」と題して記述していきます。

是非閲覧ください。

 

1.障害と言われる病名について

障害とされる病名は多岐にわたり、病名や診断に関する情報は絶えず更新されているため、完全なリストを提供することは難しいです。また、障害に関する用語は地域や文化によって異なることがあります。ただし、一般的な障害や疾患に関する一部の病名や略語を以下に示します。なお、これらはあくまで一例であり、包括的なリストではありません。

  1. ADHD(Attention Deficit Hyperactivity Disorder) - 注意欠陥多動性障害
  2. LD(Learning Disability) - 学習障害
  3. ASD(Autism Spectrum Disorder) - 自閉症スペクトラム障害
  4. Down syndrome - ダウン症候群
  5. OCD(Obsessive-Compulsive Disorder) - 強迫性障害
  6. PTSD(Post-Traumatic Stress Disorder) - 外傷後ストレス障害
  7. Bipolar Disorder - 双極性障害
  8. Schizophrenia - 統合失調症
  9. Tourette Syndrome - トゥレット症候群
  10. Alzheimer's Disease - アルツハイマー
  11. Cerebral Palsy - 脳性麻痺
  12. Epilepsy - てんかん
  13. Multiple Sclerosis - 多発性硬化症
  14. Postpartum Depression - 産後うつ

今現時点ではこれらの14個の症状があります。これらは一般的な障害や疾患の一部ですが、障害にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる症状と診断基準があります。医療専門家が詳細な情報と診断を提供することが重要です。また、新たな疾患や障害が発見されることもあるため、最新の医学文献を参照することが推奨されます。

 

2.ADHDとはどのような障害?

ADHD(Attention Deficit Hyperactivity Disorder、注意欠陥多動性障害)は、神経発達の障害の一つであり、注意力の欠如、多動性、衝動性の問題が特徴的な障害です。以下に、ADHDの主要な特徴と症状を説明します:

  1. 注意力の欠如(Inattention):

    • 気が散りやすい: 簡単に注意が他のことに向いてしまい、長時間の集中が難しい。
    • 作業や課題の始めが難しい: 新しい課題や作業を始めるのが困難で、順序立てた計画が難しいことがあります。
    • 忘れ物が多い: 日常的に物事を忘れたり、必要なものを持っていかないことがあります。
  2. 多動性(Hyperactivity):

    • 静座が難しい: 静かに座っていることが難しく、座ったまま静かに作業をすることが難しい。
    • うずくまったり、座りがちな姿勢を保つことが難しい。
  3. 衝動性(Impulsivity):

    • 危険を冒す行動: 危険な行動や思慮のない行動を取ることがある。
    • 他人を遮る: 他人の言葉を遮ってしまったり、待つことが難しい。
    • 即座に満足を求める: 即時の報酬を選び、将来の報酬を後回しにすることが多い。

ADHDは一般的に子供の発症が多い障害で、しかし、大人にも影響を及ぼすことがあります。診断は専門家によって行われ、特定の診断基準に従って行われます。治療には薬物療法(刺激薬など)や行動療法が用いられ、個々の症状とニーズに合わせてアプローチが調整されます。早期の診断と適切な治療は、ADHDの症状の管理や症状の軽減に役立つことがあります。

 

3.LDとはどのような障害?

LD(Learning Disability、学習障害)は、個々の学習能力に関する障害で、一般的に知識やスキルの獲得において困難を経験する人々を指します。学習障害は、知識の取得、情報処理、コミュニケーション、読み書き、計算など、様々な学習タスクに影響を及ぼすことがあります。以下に、LDの一般的な特徴と症状を説明します:

  1. 読字障害(Dyslexia):

    • 文字や言葉を正確に読み取るのが難しい。
    • 読む速度が遅い。
    • 読み間違えや逆さ読みが多い。
  2. 計算障害(Dyscalculia):

    • 数値や算数に関する理解が難しい。
    • 基本的な数学の操作(足し算、引き算、掛け算、割り算)に困難を抱えることがある。
  3. 言語障害(Language Disorder):

    • 言語の理解や表現に困難がある。
    • 言葉の発音や文法に誤りが多い。
  4. 集中力の欠如: 学習障害を持つ人は、注意を集中させるのが難しいことがあり、授業や学習タスクで問題を抱えることがあります。

  5. 記憶の困難: 情報を記憶し、それを取り出すのが難しいことがあり、宿題やテストの勉強に困難を抱えることがあります。

学習障害は個人によって異なり、症状の程度やタイプも異なることがあります。一般的には、学業成績が年齢や知識に比べて低い場合、学習障害が疑われることがあります。学習障害の診断は、教育心理学者や専門家によって行われ、適切な教育支援や個別の教育計画を立てるのに役立ちます。特定の学習障害に対処する方法や支援策は個々の状況に応じて異なります。

 

4.ASDとはどのような障害?

ASD(Autism Spectrum Disorder、自閉症スペクトラム障害)は、神経発達に関する症状の一群を指す診断で、自閉症スペクトラムに含まれるさまざまな病態や症状があります。以下に、ASDの主要な特徴と症状を説明します:

  1. 社会的な相互作用の困難:

    • 非言語的なコミュニケーションの困難: 目を合わせたり、身振り手振りを使ってコミュニケーションをとることが難しい。
    • 感情表現の制約: 自分の感情や他人の感情を適切に理解し、表現するのが難しい。
  2. 反復行動と興味の狭さ:

    • 持続的な興味: 特定のトピックや活動に強い興味を示し、それに没頭することが多い。
    • 反復行動: 特定の動作や習慣を繰り返す傾向がある(例: 手を振る、特定の言葉を繰り返す)。
  3. センサリー感受性の変化:

    • 過敏または低感度: 五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)に異常な感受性があることがあり、ある刺激に過敏である一方、他の刺激に対して低感度であることもある。

ASDは個人差が非常に大きく、症状の重さや特徴は異なります。早期の幼児期に症状が現れることが多く、診断は精神保健専門家や神経学者によって行われます。ASDの治療や支援には、早期介入プログラム、行動療法、言語療法、特別教育プログラムなどが含まれることがあります。これらのアプローチは、ASDの症状の軽減や個別のニーズに合わせた支援を提供するのに役立ちます。自閉症スペクトラム障害は終生のものであり、早期の支援と適切な介入が重要です。

 

以上を持って本投稿を終えます。
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