元教師 黒目のブログ

元公立の教師で現在も子育ての世界で働いています。公教育、私教育合わせて約7年間仕事で子供を育てています。そんな中で役に立ちそうな知識や経験をアウトプットしていきたいと思います。

持続的な努力!創造性!達成感!ストレス軽減!それらすべてを手に入れるために必要な【内発的動機付け】について徹底解説!

どうもこんにちは黒目です。

今日は「持続的な努力!創造性!達成感!ストレス軽減!それらすべてを手に入れるために必要な【内発的動機付け】について徹底解説!」と題して記述していきます。

是非閲覧ください。

 

1.内発的動機付けとは何?

内発的動機づけ(Intrinsic Motivation)とは、個人の内部から生じる動機づけのことを指します。つまり、何かをすること自体が個人に喜びや充実感をもたらすため、外部からの報酬や圧力に頼る必要がない状態です。内発的動機づけは、個人が興味を持ち、楽しむこと、成長や達成感を追求すること、好奇心を満たすことなど、内部的な満足感から生じます。

内発的動機づけが高い場合、個人はより持続的かつ創造的に課題に取り組み、自主性を発揮しやすくなります。一方、外発的な要因に依存する場合、内発的動機づけが低下し、課題への取り組みが効果的でなくなることがあります。内発的動機づけは学習、仕事、趣味、スポーツなどさまざまな活動に関連しており、個人の自己効力感と関連しています。

 

2.内発的動機づけが高いとどういうメリットがある?

内発的動機づけが高い場合、さまざまなメリットがあります。以下は、内発的動機づけが高いときの主なメリットです:

  1. 持続的な努力: 内発的な動機づけが高い人は、課題や目標に対してより持続的に努力しやすい傾向があります。困難に直面しても、内部からの動機づけが維持されるため、挫折しにくいです。

  2. 創造性と革新性: 内発的動機づけが高いと、自分の興味や好奇心に従い、新しいアイデアやアプローチを模索しやすくなります。これが創造性や革新性の向上につながります。

  3. 達成感: 内発的な動機づけに基づいて行動すると、達成感をより強く感じることができます。目標を達成したときの喜びは、内発的動機づけを高めます。

  4. 自己効力感の向上: 内発的な動機づけが高いと、自己効力感(自分が課題を達成できるという信念)が向上し、自己成長と自己実現に寄与します。

  5. 楽しみながら学習や活動: 内発的な動機づけが高いと、学習や活動自体が楽しいと感じられます。この楽しさが継続的な学習や成長を促進します。

  6. ストレスの軽減: 内発的な動機づけにより、外部からの圧力やストレスを軽減することができます。個人が自分自身に対して自発的なコントロールを持つことで、ストレスの影響を減らすことができます。

総合的に言えば、内発的動機づけが高いと、個人はより満足感を感じながら目標を追求し、自己成長と達成を実現しやすくなります。

 

3.内発的動機付けを子供に身につけさせるには?

内発的な動機づけを子供に身につけさせるためには、以下の方法やアプローチを考慮することが重要です:

  1. 興味を引く活動: 子供に興味を引く活動や趣味を見つける機会を提供しましょう。興味を持つことが内発的動機づけの基盤となります。

  2. 選択の機会: 子供に自分で活動や学習の選択をする機会を与えましょう。彼らが自分で決定し、コントロールできる要素が増えると、内発的動機づけが高まります。

  3. 成長と達成感: 目標設定や課題達成をサポートし、子供が成長と達成感を感じる機会を提供しましょう。成功体験は内発的動機づけを高めます。

  4. 肯定的なフィードバック: 子供の努力と成果を肯定的に評価し、フィードバックを提供しましょう。肯定的な強化は内発的動機づけに貢献します。

  5. 意味のある目標: 子供に意味のある目標を設定させましょう。なぜその目標を達成する必要があるのかを説明し、目標が彼らの価値観に合致することを強調します。

  6. 自己効力感の育成: 子供が自分で問題を解決できる自己効力感を育てるサポートを提供しましょう。失敗や困難に立ち向かう方法を教え、自己効力感を高めます。

  7. ポジティブな環境: 子供が学び、成長し、内発的動機づけを高めるためのポジティブな環境を提供しましょう。サポートと理解がある環境が助けになります。

  8. ロールモデル: 子供に良いロールモデルを示し、内発的動機づけの重要性を説明しましょう。

内発的動機づけは個人によって異なることもありますので、子供の興味やニーズに合わせてアプローチを調整することが大切です。親や教育者が子供の内発的動機づけを育むサポートを提供することは、彼らの自己成長と学習に大きな影響を与えるでしょう。

 

4.内発的動機付けを低下させる要因は何がある?

内発的な動機づけを低下させる要因はいくつかあります。一般的な要因として以下のものが挙げられます:

  1. 外部報酬: 内発的な動機づけが外部からの報酬に置き換わると、動機づけが低下することがあります。

  2. 制約や強制: 自由な選択や選択の余地が制約されたり、強制されたりすると、内発的な動機づけが低下することがあります。

  3. 不適切な評価や評価基準: 適切でない評価基準や評価方法が使われる場合、内発的な動機づけが減少する可能性があります。

  4. 達成感の欠如: 成果や達成感が感じられない状況では、内発的な動機づけが低下することがあります。

  5. 目標の不明確さ: 目標が不明確である場合、内発的な動機づけが低下しやすいです。

これらの要因は、内発的な動機づけを促進するために考慮すべき点でもあります。以上の点を子供に指導する際は気を付けましょう!

 

5.内発的動機付けを低下させるような指導をしてしまった時のリカバリー方法はある?

内発的な動機づけを低下させた指導のリカバリー方法はいくつか考えられます。以下はその一部です:

  1. フィードバックと認識: 生徒や参加者とコミュニケーションを取り、問題が何であるかを理解しましょう。彼らのフィードバックを収集し、彼らが望む方法で学ぶ機会を提供しましょう。

  2. 内発的な動機づけの育成: 学習者や参加者に自分たちの目標や興味を追求する機会を与え、内発的な動機づけを再び育てる手助けを行いましょう。

  3. 選択の提供: 学習や活動において選択肢を提供し、彼らが自分でコントロールできる要素を強調しましょう。

  4. 目標設定とフィードバック: 具体的な目標を設定し、進捗をモニタリングし、達成感を感じられるようにフィードバックを提供しましょう。

  5. ポジティブな環境の構築: 学習や活動の環境をサポーティブでポジティブなものにし、協力と自己効力感を促進しましょう。

  6. 動機づけを理解: 動機づけの心理学を理解し、内発的な動機づけの原則を尊重し、適切な方法でアプローチしましょう。

指導のリカバリーには時間と努力がかかることがありますが、内発的な動機づけを取り戻すためにこれらの方法を試すことが役立つでしょう。

 

 

 

以上を持って本投稿を終えます。
ここまで閲覧ありがとうございました。
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