どうもこんにちは黒目です。
今日は「【教育学偉人シリーズ】エドワード・ディシー(Edward Deci)と自己決定理論について解説」と題して記述していきます。
是非閲覧ください。
1.エドワード・ディシー(Edward Deci)が行った業績とは?
エドワード・ディシー(Edward Deci)は自己決定理論(Self-Determination Theory)の共同創設者であり、この理論は彼の主要な業績です。この理論は、個人のモチベーションや行動に関する理解を提供し、内発的動機づけと外発的動機づけの概念を導入しました。
具体的に、ディシーは個人のモチベーションが外部からの圧力や報酬に依存する外発的動機づけと、内部的な興味や満足感に基づく内発的動機づけという二つの要因に焦点を当てました。自己決定理論は、人々が内発的なモチベーションを発展させ、長期的な幸福感と達成を追求する際に重要な役割を果たすことを強調し、教育、職場、スポーツなどさまざまな分野で応用されています。
2.内発的動機づけと外発的動機づけの考えを知っている場合と知らない場合子育てにどのような影響が出る?
内発的動機づけと外発的動機づけの考えを知っているか否かが子育てに与える影響は異なります。
知っている場合:
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より意識的な育児: 知識を持つ親は、内発的動機づけを奨励し、子供の興味を尊重する傾向があります。これは子供たちが自己決定能力を高め、自己調整を学ぶのに役立ちます。
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モチベーションをサポート: 親が内発的動機づけの重要性を理解していると、子供たちが自分の目標に向かって自己効力感を高め、長期的なモチベーションを持つのをサポートしやすくなります。
知らない場合:
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外発的動機づけへの傾向: 考えを知らない親は、子供たちを外発的な報酬や規則に頼らせる傾向があるかもしれません。これは内発的動機づけを損ない、モチベーションの維持が難しくなることがあります。
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コミュニケーションの誤解: 考えを知らない親は、子供たちのニーズや興味について理解が不足し、コミュニケーションのミスマッチが生じる可能性があります。
要するに、内発的動機づけと外発的動機づけの理解があることは、より健康的な子育てを支援する一助になります。もう少しかみ砕いていえば、これを知らずに育てられた子供は「お金などの報酬がなければ努力する意味も価値もない」と考えるようになるかもしれないということです。内発的なモチベーションを奨励し、子供たちの自己決定能力を育むことは、長期的な成功に繋がります。
3.内発的動機づけと外発的動機づけの考えをどのように子育てに使えばいい?
内発的動機づけと外発的動機づけの考えは子育てに役立つ方法として以下のように活用できます:
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内発的動機づけを奨励する:
- 子供たちが自分から興味を持ち、楽しみながら学ぶ機会を提供します。好奇心を刺激し、自己探求を奨励しましょう。
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課題や活動の意義を説明:
- 子供たちになぜ特定のことをする必要があるのか、その活動や課題の意義を理解させることが大切です。それによって内発的動機づけを促進できます。
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外発的動機づけにも適切に対応:
- 時には報酬や賞賛を使用して、子供たちの外発的動機づけを促進することもありますが、その際はバランスを保ちましょう。長期的な内発的動機づけを損なわないように気をつけてください。
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選択肢を提供:
- 子供たちが自分の興味に基づいて選択できる機会を提供することで、彼らの自己決定能力を育み、内発的動機づけを増進します。
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成長段階に合わせた期待を持つ:
- 子供たちの発達段階に合わせた期待とサポートを提供し、成功体験を積ませることで、彼らの自己効力感を高めるのに役立ちます。
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コミュニケーションを重視:
- 子供たちとのオープンで支持的なコミュニケーションを維持し、彼らの興味やニーズに敏感に対応しましょう。
内発的動機づけと外発的動機づけのバランスを取りながら、子供たちの成長と発達をサポートすることが重要です。
以上を持って本投稿を終えます。
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